チャートの先生実地指南:「もみ合い・保ち合いの心理:三角保ち合いになる理由」を公開しました。  (2022/01/10公開)

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<『応用編・講座』>
「応用編・講座」の「チャートの先生実地指南」で新講座を公開しました。

ー もみ合い・保ち合いの心理:三角保ち合いになる理由 -

 今回は株価が時間の経過と共に何故「三角形」になっていくのかを考えます。
 まず、もみ合いとか保ち合いとか言われる同じような水準で株価が行ったり来たりすることを考えてみます。
 以下の図1と図2をご覧ください。

   


   

 図1のようにXとYとの間で下がれば売り、上がれば買われるという株価の動きを考えてみてください。
 この図を見ると、Xで買って Yで売れば儲かる、と誰もが思うのではないかと思います。この動きが長く続けば続くほどそう思うことが多くなり、ますますXやYが強固な下値や上値になって来る「ハズ」です。
 ただ、そこで、少し考えてみてください。株の値段が付く、と言うことはその値段で売る人と買う人がいるわけです。Xが安値、Yが高値と「決まって」いたとすれば、果たして誰がXで売り、誰がYで買うのでしょう?
 Xと Yの間での動きが仮に決まっているとすれば、誰もがXで「買い指値」をしてYで「売り指値」をしておけば儲かるということになります。そこで、「やはり、Xは割りこまないのか」と思うような人が多くなるとだんだんXの水準では買えなくなってしまい、今度買うときはXより少しだけ高いところで買っておこう、と言う人が多くなるのです。
 同じように前回売りそびれてしまったから、と言うことで、今度は「Yよりも少し安いところで売っておこう」と言う人が多くなり、だんだん上値を切り下げることになるのです。この動きが上下で均等に起きると図2のような三角形になって来るのです。



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**図2のような三角形がどのように実際に作られるのか、詳しい内容は応用編の本番講座をご覧下さい。

*ご注意:本番講座は会員向けの「応用編・講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料でご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。

講師:清水洋介
大和証券、外資証券会社、外資系オンライン証券会社などを経て、証券アナリスト「チャートの先生」としてテレビ・雑誌等に登場し、また、現役ディーラーとしても日々相場と対峙する。 講演を行う一方、2014年5月に株式スクールを開校するなど投資に関して幅広い分野で活躍。著書:ローソク足と酒田五法(パンローリング)など多数。

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