<『応用編・講座』>
「応用編・講座」の「F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景」で新講座を公開しました。
ー 個人投資家の最大のアドバンテージを認識 -
前回の当「ファンドマネージャーの視点」講座の銘柄についてのフォローです。投資の成果に期限を付けられるという機関投資家の宿命に対して期限のない個人投資家(ただし現物投資の場合)の優位性を日本の代表的な有力銘柄のひとつであるトヨタ自動車を例に具体的に解説します。
下の図は2007年から直近までの各年の3,6,9,12月のトヨタの株価を示し、併せて各期末における一株当たりの純資産価値(BPS)を赤い点で示したグラフです。株価と基本的な財務状況の関係を同時に見ることができます。
ご参考:トヨタ自動車の3か月ごと株価とBPSの推移
-2007年3月~2020年3月ー
株価の下落局面では理論的な底値とみなせる一株当たり純資産価値でブロックされていることが分かります。
一方、上昇の場面では株価は収益を示す1株当たり利益(EPS)がリードする姿が見られます。つまり、BPSアプローチにより購入、EPSの上昇で株価の値上がりを享受するまさに教科書的な投資手法が成り立っていることが読み取れます。
*BPS、EPSといった実数値の裏付けを加えた詳しい内容は本講座をご覧下さい。
*ご注意:本講座は会員向けの「応用編・講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。
講師:若林利明
外資系機関投資家を中心に日本株のファンドマネージャーを歴任。NPO法人日本個人投資家協会協議会委員。世界の株式市場における東京市場の位置づけ、そこで大きな影響力を行使する外国人投資家の投資動向に精通する。著書:「資産運用のセンスのみがき方」など。
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IIS
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