<応用編・講座>
「ポートフォリオ戦略実践講座」で新講座を公開しました。
ー 波乱相場の中で存在感を高める損失限定の下で利益を目指すオプション取引(その1) -
今回の「ポートフォリオ戦略実践講座」は、乱高下する相場でその特質から存在感をにわかに高めているオプション取引の解説です。
オプション取引とは将来の所定の時期における取引について、実際に取引を実行するかあるいは約束を破棄して取引を行わないかの選択(オプション)権がついた取引のことです。
こうした選択権のついた取引自体は古代メソポタミアの遺跡から発掘された粘土板に小麦の取引で行われたという話しがあるように大昔から行われていました。
現代では株式などいろいろな投資において効率的なリスク管理の手法として広く行われています。
オプション取引の特徴は何といっても損失リスクを限定しながら利益は無制限に手に入れることを目指す取引であることです。したがって、昨今の相場の大変動の中でことさらその存在感が高まっていると言えます。
オプション取引は以下の2つの項目を骨格として構成されます。
1. 満期:将来の取引を実行する時期。
2. 権利行使価格:実際に取引を行う際の価格。
今回は日経平均を原資産(取引の基となる資産)として具体的な例に沿って解説します。
ご参考:満期における買い方と売り方のコールオプションの損益状況
オプションには2通りの種類があります。一つは将来の時点で原資産を買う権利、もう一つは売る権利です。前者を「コールオプション」、後者を「プットオプション」と呼びます。上の図はコールオプションについて、オプションの買い手と売り手の損益状態を示すグラフです。
何故こうした損益となるのか、図の中の「損益分岐点」とは何なのか等詳しい内容は本講座をご覧ください。
*詳しい内容は本講座をご覧下さい。
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講師:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。2004年~2006年武蔵大学非常勤講師。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を駆使した客観的な投資判断のための分析を得意とする。
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IIS
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