『理論株価で相場評価』コーナーで
「日経平均は高値上限に近づくも業績、市場リスクの好転で通常の警戒領域にとどまる」を公開しました。
株式相場は10月入り上げ足を速めた後、22日の衆議院選挙を経てさらに上昇力を強めて27日には日経平均は2万2,000円台に達しました。市場ではさすがにこのペースでは相場は過熱域に入ったと見る向きもあります。
今回はファンダメンタルズから得られる日経平均の妥当な範囲を示す”理論株価”と市場が評価する”市場リスク”の兼ね合いで相場が過熱状態にあるのか、あるいは高値圏ではあっても現状の維持が可能な水準であるのかを評価します。
結論的に、現在の業績と為替水準で求まるファンダメンタルズの下では高値の天井は2万2,479円で、反転するリスクが高まる臨戦態勢をとるまでにはまだ至りませんが、足許で改善傾向が続いている業績の一層の後押しがなければ現状は不安定さを否定できません。
ご参考:日経平均、理論株価と通常変動の上側と下側(月末終値)
―2016.1~2017.10(2017年10月は27日終値)-
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講師:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。2004年~2006年武蔵大学非常勤講師。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を駆使した客観的な投資判断のための分析を得意とする。
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IIS
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