国際投資環境の視点から：「ドイツ連邦議会選挙の論点：メルケル圧勝の裏に潜む変化の胎動」を公開しました。｜bCAMレポート｜資産運用のブティック街： bCAM

＜『サイト学習コース』＞
「投資の地力養成講座」の「国際投資環境の視点から」で新講座を公開しました。

ー　ドイツ連邦議会選挙の論点：メルケル圧勝の裏に潜む変化の胎動　－

　欧州の盟主、ドイツの連邦議会選挙が今月24日に行われます。メルケル首相率いるキリスト教民主同盟（CDU）と社民党（SPD）の連立与党の勝利が確実視されていますが、その裏で無視できないうごめきが進んでいます。
　それは新党ドイツのための選択肢（AfD）の躍進です。右派政党ですがフランスの国民戦線と異なり、国民の不満を煽るというより論理に整合性があり理屈で攻めてくるので浸透力が強い点が注目されます。EUに対してはクールな立場で、ギリシャのような財政破たん国には出口の枠組みを考え、それができなければドイツのEU離脱も選択肢とする、また、移民の受け入れに対しては最強硬派で国境封鎖も主張するなど大戦後のドイツが控えてきた自己主張を表立たせメリハリのある主張を展開しています。
　ドイツ社会の底流で成長するナショナリズムが今回の選挙の隠れたアジェンダになりそうです。

詳しい内容は本講座をご覧下さい。

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講師：真殿達
国際協力銀行プロジェクトファイナンス部長、審議役等を経て麗澤大学教授。米国のベクテル社、ディロン・リードのコンサルタント、東京電力顧問。国際コンサルティンググループ（株アイジック）を主催。資源開発を中心に海外プロジェクト問題への造詣深い。海外投資、国際政治、カントリーリスク問題に詳しい。