<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「F.マネージャーの視点/市場の切り口」で新講座を公開しました。
ー 株価形成と外国人投資家 -
日本の金融バブルが始まる以前の1980年から2016年末までの36年間の東京株式市場とNY株式市場の動きを日経平均とNYダウ(NYDJ)で比較して相場形成の特性を探ります。
全体を通じて驚くべきことは、日経平均が1989年のバブルのピーク時に極端な高値を付けた後急落、その後長い低迷が続いたのに対してNYDJが概ね右肩上がりの堅調な動きを続けてきたことです。
<ご参考:1980年~2016年末の日経平均とnYダウの年末値の推移>
図から、2000年ごろからは日米の株式市場が同一化、言葉を変えると東京市場がNY市場の動きに寄り添うようになりました。バブル期は日本人投資家とくに過剰流動性を背景とした法人マネーの独り舞台でしたが、1999年から2000年にかけてのITバブル相場は米国NASDAQ市場のコピー相場、2008年のリーマンショックによる急落と東京市場はより大きな変動を見せ、NY市場を増幅する形で東京市場に波及していることが分かります。こうした相場特性の背後にあるのが外国人投資家の存在感の高まり(東京市場の売買高に占める外国人投資家の比率は60%超)です。
しかし、これは半面で東京市場の国際化が進んだこと、併せて株価形成の特徴、すなわち世界共通の銘柄選択の基準(PER,PBRなどファンダメンタルズに基づく指標)が重視される方向に向かったように見えます。
今後の株式投資において注目すべきポイントのひとつになりそうです。
詳細は本講座をご覧下さい。
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