<『投資を学ぶ』コーナー>
「投資の地力養成講座」の「ポーフォリオ実践講座」で新講座を公開しました。
ー アベノミクス相場一服後の情勢を折り込んで理論株価を再推計 -
当サイトでご好評をいただいております理論株価の推計はこれまで年1回、前年の12月までの相場実勢をもとに行ってきましたが、今回は2016年初からの相場の変調を考慮して理論株価の精度をより高めることを目的として推計期間を直近の6月まで6ヶ月間延長し、この間の相場の動きを折り込んで推計を行いました。
理論株価の基本構造は、業績をメインの相場決定要因とし、それでカバーしきれない相場変動を為替で補うことで実用性を高めるものです。業績を表す指標として日経平均ベースの予想1株当り利益(予想EPS)を、為替としては米ドルレートを採用します。
推計期間は推計結果が安定することで可能な限り長い期間で推計することとしました。すなわち、説明要因の予想EPSが連続して得られる最古期である2002年5月を推計開始期とします。したがって今回の推計期間は2002年5月から2016年6月までの約14年間、170ヶ月となります。
今回、結果として得られた理論株価の決定式は以下の通りです。
新理論株価=―3756+74.1*[予想EPS]+103.1*[米ドルレート]
推計の信頼度(決定係数):0.834
新しい推計結果は定数の部分が100円程度小さくなった他、予想EPSの理論株価に対する寄与度はほぼ変わらず、米ドルレートの影響度が1円当たり2円ほど高まった程度で全体として大きな変化はありません。ただし、推計の信頼度(決定係数という指標で表されます)が76%から83%へと高まり、日経平均を説明する精度が向上した点は注目されます。
推計の概要は当サイトの「告示板」でご紹介しておりますが、詳細は本講座をご覧下さい。
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