F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景:「PBRからPER銘柄へ」を公開しました。  (2018/01/11公開)

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<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景」で新講座を公開しました。

ー PBRからPER銘柄へ -

 今回は以前にも当講座で取り上げたセーレンを対象に、小型株投資のひとつの典型としての株価形成を解説します。セーレンは東証一部上場企業ですが、企業規模、株式の流動性等からしても機関投資家からすればやはり小型株の範疇に入る銘柄です。
 スタートはファンダメンタルが底堅くかつ株価の位置(PBR)が魅力的水準、かつ利回りも平均並みにあると言う点、すなわち、PBRアプローチです。こうした形で入った小型株がその後、利益の伸びが注目されることによりPER銘柄、つまりより成長性を評価、株価が買い進められることになれば、それは大きな成功への道となります。
 投資家として買いを決断する際にPBRは解り易い内容です。つまり、過去の実績を根拠に“1”を基準に下値不安の少ない銘柄として購入、持続的に保有できる銘柄と位置づけられるからです。
 保有の後、順調にEPSが伸長、それに伴い増配も継続、次第に成長企業の株価形成の姿になるとPER銘柄へと変身していきます。無論、常に必ずこうした道筋を辿るとは限りませんが、セーレンは垣根が低いPBR基準で入った後、ノンビリとPER銘柄への変身を待つ投資スタイルの成果のひとつの実例を示します。

詳しい内容は本講座をご覧下さい。

ご参考:セーレンの株価とBPSの推移(四半期末終値)
           ―2012.12~2017.12-

若林氏銘柄201801A


*ご注意:本講座は会員向けの「投資の地力養成講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。

講師:若林利明
外資系機関投資家を中心に日本株のファンドマネージャーを歴任。現在は創価女子短期大学非常勤講師、NPO法人日本個人投資家協会協議会委員。世界の株式市場における東京市場の位置づけ、そこで大きな影響力を行使する外国人投資家の投資動向に精通する。著書:「資産運用のセンスのみがき方」など。

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