<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「ポートフォリオ戦略実践講座」で新講座を公開しました。
ー 最適ポートフォリオ・実戦活用法(2) -
ポートフォリオ運用で目指す最終的な目的とも言える「最適ポートフォリオ」の実戦的な活用法の解説の2回目です。
前回講座で、相場が上昇する時は相場以上のパフォーマンスを挙げ相場が波乱状態に陥った場合は被害を最小限にとどめる、”いいとこどり”を実現する投資戦略を解説しました。具体的な方法は以下の2段階でポートフォリオを組むことでした。
(1)ベータ値の高い有望銘柄を選択しユニバースとする。
(2)このユニバースを基にリスクが最少になるポートフォリオを求める。
今回は、このベータ値と最適化を兼ねた「合わせ技戦略」の有効性をより総体的に検証するために、ベータ値が1近辺の中程度の銘柄群とベータ値が1より小さい低ベータの銘柄群を選定してユニバースとし、それぞれついてリスクを最小にするポートフォリオを作ってそれらのポートフォリオを実際に運用した場合の成績を評価します。
(*)リスクを最小にするポートフォリオはリターンの如何に係わらずリスクの面で最も効率的なので最適ポートフォリオの一つになります。
結果は中ベータ・ポートフォリオがかなり上振れしましたが、トータルで見てこうした「合わせ技戦略」は有効であると言えます。
ご参考:各ポートフォリオの運用成績とTOPIXの推移(2017.9.29=100)
-2017.9.29~2017.11.24ー
*各ポートフォリオとTOPIXの後の値は直近の11月24日の値(1997年9月29日=100とした指数値)を示します。
詳しい内容は本講座をご覧下さい。
*ご注意:本講座は会員向けの「投資の地力養成講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。
講師:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。2004年~2006年武蔵大学非常勤講師。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を駆使した客観的な投資判断のための分析を得意とする。
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IIS
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