『理論株価で相場評価』コーナーで新講座、
「市場リスクが高止まりする中でファンダメンタルズの範囲に収まる日経平均」を公開しました。
年初からのファンダメンタルズの動きを見ると、米ドルは111円近辺でほぼ安定しており、業績面では今期の予想EPSが163円台で過去最高を更新、前年比で約20%の増益となっています。
結果として緑線の米ドルと紫線の予想EPSが「ワニの口」になりファンダメンタルズの幅が広がって日経平均と理論株価そして通常変動の上側がこのワニの口の中に収まる形になっています。これは、株式相場はファンダメンタルズで説明される範囲にある事を示しています。
<ご参考:日経平均、理論株価、通常変動の上側と米ドルレート、予想EPSの推移>
―2017.1.4~2017.5.26ー
前回、当講座でご紹介した市場リスクは北朝鮮のミサイル連続発射、米大統領の“ロシアゲート”問題の先行き、またG7で浮き彫りになった米国と他のメンバー国との貿易スタンスの違いなど、不穏な要因は抱えていますが当面、ファンダメンタルズに支えられる形で株式相場はそれなりに安定した状態が続くものと思われれます。
ちなみに、26日の市場リスクは7.12%です。これは昨年11月のトランプ・ショック時の水準と同レベルで、通常のリスクの変動範囲を上回ります。経験則からは市場リスクは標準リスクに向かう傾向があり、その場合は日経平均は1万9800円程度、さらに平均変動の下側まで低下すると2万900円程度がメドとなります。
講座は無料です。詳しくはこちらをご覧下さい。
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